パリの中心部から30分~40分の距離にあるオルリー空港では2015年11月7日、 パイロットに気候情報を知らせるシステムのトラブルにより、滑走路が約1時間にわたって 閉鎖される事態となりました。同空港では、悪天候時にパイロットに対して気候状況を提供する 「DECOR(diffusion des donnees d’environnement controle d’Orly et de Roissy: オルリーとロワシーの気候モニタリングデータ伝達システム)」と呼ばれる装置を用いて、 離着陸時の安全性を確認するようになっているのですが、この装置に不具合が発生したことがわかっています。